映画のお話

トミヤムクン

2008年02月16日 16:14

今回は旅行ネタがないので最近見た映画とドラマのお話しです。

以前から見たかった映画『あるスキャンダルの覚え書き』のDVDをようやく
借りる事ができたのですが、それにアメリカで大人気のドラマ『Lの世界』の
第一話分が特典で収録されていました。

『Lの世界』については、雑誌やインターネット上でたまに目にする
事があり、同性愛の話しでかつ『フラッシュダンス』(かなり昔の映画 ^^;)で
脚光を浴びたジェニファー・ビールスが出演している程度の知識しか
ありませんでしたが、いや~、、、、、感想としてはかなりキワドくて
びっくりでした!!!

アメリカのテレビドラマはヌードはご法度かと思いきや、どうもそうではないんですね。
コレが個人ブログだったらこと細かく書かせていただきたいところなのですが、
ちょっとここでは遠慮します(^^;д)


ダンス映画の金字塔!(かな?)
この映画のジェニファービールス、むっちゃかわいかったな~


その衝撃で、その前に見た『あるスキャンダル~』が若干かすんで
しまいましたが、イギリスの名女優ジュディ・リンチとオーストラリアの至宝
(と勝手に私は思っている)ケイト・ブランシェットは期待以上にすごかったです!
特にケイトはすんごい美人!て訳ではないんですが、独特のオーラと雰囲気があり
演技の幅も広くて、この人ホントに凄い女優さんだと思います。

最近の映画では『エリザベス・ゴールデンエイジ』に主演してますが、あの辛口の
おすぎも『も~ぉ!この人、生まれる時代を間違ったんじゃないかってくらい、すんごい
貫禄のある演技をするのよぉ~!!!』と絶賛してました。
たまに雑誌の映画評論を目にすることがありますが、久々に意見が一致!
とはいっても、実力は誰からも認められてる女優さんだけど


内容を簡単に言うと、孤独な初老の女教師(ジュディ)が、赴任してきた美しい
美術教師(ケイト)に執拗な友情を求めてストーカー行為に走るというものですが、
その手段としてある弱みを握ります。
その弱みとは・・・・・・・。これを見てね
 ↓
http://movies.foxjapan.com/notesonascandal/


その事実を盾に脅すジュディと、それに怯えるケイトの不安と混乱が
入り混じった演技に、背中がぞくぞくっとしてしまいました。(怖い~っ!)
でも、さすがにそこまではしないとしても、ジュディの束縛したい!という
気持ち、なんとなく理解できるなぁ~。。。

というと誤解されそうですが(^^;)、一切他人に弱さを見せない人間が、
実際の心の中がとても孤独で、更に身勝手な要素が加わった場合
なんとなくこのパターンに陥りそうな気がします。

未だ一人身の私・・・一生独身の場合は強く生きていかなきゃ!と思った
事もあったけど、あまり無理をしない程度に強くなろうと思いました。
強さの定義が違うか・・・・・( ̄▽ ̄;)

この映画の公式サイトに寄せられていたホラー作家の岩井志麻子の
コメント。

『孤独と自由、愛情と執着 よく似ているからよく間違える』

さすが作家。さんまのトーク番組や過激なエッセイでしらなかったけど
本質を見抜いてますな。
人はホントに見た目だけじゃわかりませんね。

女性は摩訶不思議で面白い。
なんて、分かりやすい女(私)のコメントでしめくくりです ( ̄▽ ̄;)ヾ テヘ

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