読みたい本

トミヤムクン

2009年04月21日 23:33

あまりビジネス書の類には全く興味が沸かないワタクシでしたが、
やっと、

読みたい!!!


と思える本に巡りあえました。

それは。。。


『僕たちはいわばサラリーマンです。 竜兵会



というやつ。

勉強家の人には罵られそうですが、私にとってはビジネス書といって過言は
ございません m(_ _)m 


インターネットのエンターテイメント記事で色々取り上げられたので
ご存知の方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、ダチョウ倶楽部の
上島竜平を社長になぞらえて、社長に言いたい事をどんどん言って
下っ端がどんどん頭角を表していくというこの“竜兵会”。
知れば知るほど不思議な組織なんですね~。
(ま、組織といっても実のところ単なる飲み仲間らしいですが)

社長やリーダーという存在は、普通は下っ端からみると恐れ多い
存在たるものですが、この“竜兵会”のリーダーである上島竜兵は
下っ端から罵倒されながらも、なぜかしらお互い風通しのいい関係を
保っていけている稀有な存在のようです。



この書籍を発行するにあたって開いた記者会見でも、後輩である
はずの土田晃之からは、

『買う価値ない』


最近小説家として大活躍の劇団ひとりからも、

『文化人になりたいので、竜兵会にいたことをなかったことにしたい』


なんて、言われる始末。


私だったらキレそうですが、こんな事を後輩芸人がサラっといえる雰囲気を
作った“上島竜兵”という人間がどんな人なのかwikpediaで検索した
ところ、久々にネットを見て爆笑してしまいました。


その中のほんの一部“上島竜兵”という人間像です。




*芸能界での阪神タイガースファンの集まりである「中野猛虎会」の一員である。
同会では書記を務めているが、会長であるダンカンや副会長の松村邦洋と比べると、
タイガースに関する知識はあまり無い。

また某番組[要出典]で「最も心に残る阪神の試合は?」の質問に「天覧試合」と
答えていた(かの有名な「長嶋のサヨナラホームラン」が出た天覧試合は1959年に
行われていて、上島が生まれる前の出来事である)。



*土田などの後輩芸人を飲みに連れて行った際に先輩として悩み事を聞いてやるはずが、
酔いが回るにつれ逆に人に対して「俺はこれからどうすればいいんだ!」と泣いて苦悩を
吐露することがある(土田が若手時代に「上島さん」から「上島」と呼び捨てにするきっか
けになった)。



*後輩と飲んでいると酔ってお笑いについて熱く語るのが恒例となっているが、土田曰く、
「何にも面白くないから、ただの拷問」。
ある時、「上島が語ろうとしたと同時に店のブレーカーが落ちる」ということが3回続けて
起こるという奇跡が起きたことがある。


*「虹をつかむ男」にホームレスとしてワンシーンの出演をした際、山田洋次監督に
「今日用意された衣装の中に、竜ちゃんの役にしっくりくる衣装がない!」
との理由で翌日に撮影が延期され、帰ろうと私服に着替えた瞬間に山田監督に
「それだ!!」と見初められ、結局私服で出演した。



とまぁ、こんな感じ。
これ以外にまだまだエピソードがあるってのがスゴイ!


基本的に真面目を事を書くwikpediaにここまで書かれる“上島竜兵”という存在。
まさに奇跡の男です。

下っ端のレベル以下にまで下がり、遠慮なく彼らの言いたい事を言わせて
面白さを引き出すという新しいリーダー像。



個人的なことでは最近6歳の姪っ子にまで名前を呼び捨てにされ、オバさんと
しての威厳を取り戻さなくては!
な~んて事を思っていましたが、基本的なところでしっかりとつながって
いれば、その他の事はあんまり考えなくてもいいかもな~なんて
思ってしまいました。



そういえばWBCの原監督像についても、とある記事にこんなことが書かれて
ありました。

『今の時代に必要なリーダーは、原監督のような癒し系なのかもしれない』

熱血の男・星野も好きだけど、WBCで優勝した今回の“サムライジャパン”。
原監督がそんなに強く全面にでていないような気がしましたが、
いかがでしょう???


今の時代、今の日本。
たくさんのリーダー像が出現してきました。

今回は上島竜兵に勇気付けられました
こんなリーダー、ありやね ( ̄▽ ̄)


いつかは姪っ子・甥っ子を束ねたいという野望を持つトミヤムオバァなのであった~


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