徳之島にIターン

トミヤムクン

2013年11月03日 16:01

徳之島では移住を検討するに当たり、移住支援協議会のメンバーでもある
西田不動産という地元の不動産屋さんに住宅相談に来られる方が増えて
きているようです。

その西田不動産の社長から、来年徳之島に移住されてくるというHさんのお話しを
聞き、同じ協議会メンバーである私としてはご親族のいない徳之島になぜ移住する
決断をされたのか気になってご連絡差し上げたところ、快くこんなお返事をいただ
きました。


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(前文は省略)

何故徳之島に I ターンを決めたのかと言えば

雨が多い事も、台風も(台風も経験し帰りの飛行機が飛ばない事も)経験し
それでも徳之島に住みたいと思ったのは、本当に何も無い島ですが
(失礼な言い方ですいません、都会に比べればということで)


 住人のまろやかさに惚れたからです。(これにはエピソードがありますが。)
決して都会では味わえないゆったりとした時間の流れ、そして天気が
良くなれば、本当にきれいな空と海、温暖な気候。

夏に訪問した時は暑かったですね~。でも京都はもっと暑い!!
冬、京都は吹雪、島に着いたら小雨なのに’あれ?暖かい’薄着でいいぞ!!

 長々と長文になりましたが、こんな事ですので宜しくお願いします。


>>住人のまろやかさに惚れたからです。(これにはエピソードがありますが)


 まろやかな人柄に触れたエピソード。 徳之島亀津に着いた夕方、ホテルの窓から
港を見れば誰かが魚釣りをしている。・・・海が好きなので家内ともども小雨の中を
見に行けば、ご夫婦が釣りをされていました。

しばらくお話をしていたら、ご主人がボラを2匹吊り上げ(その日一番の大きさの)ました。
すかさず、奥様が「これ持っていかんね。」と嬉しそうに渡そうとしてくれました。

見ず知らずの観光客に大きな魚を2匹もあげようとする心。その時徳之島っていい
処やなあ~

と、家内と話しながらホテルに帰りましたが、その時家内も住んでみたいと思った
そうです。

 ボラとあのご夫婦が私たちを徳之島に招いたのでしょうね。

どこの誰かもわからず、もうお会いすることは叶わないでしょうけど、こんなささやかな
思いで移住してくる人もいるのだと。

(後文は省略)

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Hさん、貴重なご意見&素晴らしいエピソード、ありがとうございます!


シマの人にとってやっぱりシマの冬も寒いもんですが、日照時間が極端に少ない
シマの冬においては、晴天の日は確かに半そでで過ごせる日もあるほどです。

そしてHさんのお話しは決して特別な事ではなく、まさにシマの“おもてなし精神”
の表れだなぁと感じました。

ボラを分けてくださったご夫婦は遠いところから来てくださったHさんご夫婦に
“徳之島に来てよかった”
と思ってほしかったのだと思います。

このおもてなし精神が体重増加につながることが多々ありますが
(福岡にいた頃、帰省した時に1週間で3キロ以上太るなんてザラだったなぁ)



徳之島では12月7日から2泊3日で徳之島移住体験ツアーを実施します。

徳之島で地元の人やIターン者のお話しを聞いたり、交流を深めたいという
方はぜひお問い合わせください

徳之島でお待ちしておりますm(__)m







      ~冬場(1月頃)の夕日(収穫後のサトウキビ畑より)~





  ~ちょっとした夏日の徳之島(本日11/3) 磯釣りをしている人の姿も見れます~



今日もゆったりのシマ時間が流れています


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