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2014年10月31日

女子旅 in 徳之島(1日目)

約3年前、徳之島をご案内させていただいたKさんから、

「まとまった休みが取れたので、また徳之島に行きたいのですが、
ガイドをお願いできますか?」

と、ガイド業としては初のリピーターさんのご案内をさせていただ
きましたicon59

前回はあらかた主要な観光地を回ったのと、今回はコーヒー農園
の見学も兼ねてのご来島だったので、遠足&集落滞在の要素も
取り入れ、こんな女子旅となりましたicon100



==女子旅・1日目==

空港着後、陸の中の海と呼ばれる“ウンブキ”へプチ見学




トミヤム従姉と友人姉妹が営む集落内のお惣菜やさん“あまらんどぉ”で
昼食を用意してもらいました。
「徳之島へようこそ~♪」



お昼ご飯場所はここでいただきます。




卵焼きおにぎり・パパイヤの炒め物・味噌ピーナッツ&その他もろもろの
手作りお惣菜がぎっしり詰まっていました。
(ねぇねぇ達、ありがとうicon67



真上のサークル状の空間からは、不思議なパワーが流れてくるようでした。



島内一の名水と言われる、徳之島のほぼ中心にある当部(とうべ)集落のイジュン
(湧水)では、乾いたのどを潤してみました。
ここは癒しの里とも言われているんですよ♪




瀬田海海岸では仕事で疲れた体を休めるための、しばしの癒しタイムです。




初日の宿泊場所“幸ちゃんの家”がオプショナルで行っている夕日クルーズに
私も参加費を払って一緒に参加してきました。
レッツゴーicon59



洋上から始めて見る犬田布(いぬたぶ)岬



切り立った断崖絶壁(シブいicon59




夕日が沈みつつあります。。



一部、鍾乳石化した岩肌がところどころに見られました。



野生化したヤギも至る所でたくましく生きていました。



容易に人が立ち入れない浜辺。
この辺りに住む昔のシマんちゅの養生場所だったようですが、よくここに
これたなぁと思うほど過酷な場所にあります。
私も一度訪れたことがありますが、心臓が爆発するくらい帰りの登り道
(ほぼ崖)がきつかったですicon10





等々、私自身がテンションあがってしまいicon10 Kさんの方をふと振り向くと。。。






茜色に染まっていく空に心を奪われているようでした。


そういえば、三年前も夕日をのんびり眺めていたいと言っていたっけ。

この日の空の色がKさんの心にきれいに刻まれますようにicon97


再び徳之島に戻ってきてくださり、オボラダレンですface06

  


Posted by トミヤムクン at 22:16Comments(2)

2014年10月23日

集落物語

つい先日、奄美群島の各島でまち歩き人材育成研修なるものがあり、
徳之島の担当者の都合が悪いということで、ワタクシ人生初の進行
役を仰せつかりました。

とはいっても、どこかの会議室でやると、私のようななんちゃって講師
では緊張感MAXに達しそうで、会場は私がバイトでもお世話になって
いるきむきゅらに場所を提供してもらいました。


~ワークショップ at きむきゅら~


今回は奄美から2名が参加、もう一人は個人的に親しく
させてもらっているiさんにもお越しいただきました。




入口からは世界自然遺産候補の井之川岳。



窓からは太平洋を見渡せる個室を用意してもらいましたicon125

徳之島の歴史にも詳しいIさんのおかげで、リラックス
した空間の中、大変実のあるワークショップとなりました。





ワークショップの後は、そのままここで昼食。
大変おいしゅうございましたface06

さて、ここから2か所の集落散策にご案内です。


~集落歩き・手々(てて)編~

ここは島の北先端にあり、海と山の自然が豊かな集落です。

=手々小学校=



手々(てて)小学校の前で、集落案内人のTさんと待ち合わせ。




島では唯一山村留学生を受け入れいれている手々小中学校。
校舎の後ろにそびえる山々は、まるで子供たちを見守っている
かのようです。

数年後にこの学校はなくなるというお話しでしたが、この空間で
学ぶ児童がいなくなるなんて、何とも残念。。。

ちなみに今年の9月には本土からたくさんの集落出身者が
帰郷し、手々小中学校の運動会に参加して大変盛り上がった
ようです。


=徳之島のソテツの元祖=



小学校からてくてく歩きます。



ソテツが徳之島にわたってきたストーリーを織り交ぜながら
説明してくれるTさん。
これはソテツの元祖の3代目だそうです。




余談ですが、小学生からはマリオと呼ばれている
そうですface02 (似てる!)


=豊穀(ほうこく)神社=



鳥居を抜けると豊かな自然が広がります。




キウイの原種が実をつけていました。




木々の間から差し込む光と青空が、何とも心地よい。。




自然豊かな境内では、ちょっとした撮影会のように
なっていました。




神社の成り立ちと歴史についてお勉強。




ここからは太平洋と東シナ海が交差した海を眺める
ことができます。
心地よい風が流れ、ここでは本当に癒されました。


=掟大八(おきておおはち)のお墓=



琉球王国時代に活躍した手々の英雄・掟大八(おきて
おおはち)のお墓。

ここは不思議な作りのお墓になっていて、悠久の歴史を
感じます。
おそらく徳之島では最古のお墓なのでは?と言われて
いるようです。

※近くの丘に風葬跡がありますが、時間の都合で今回は
 
 行くことができませんでした。


=お茶タイム=



この日は夏日のような暑さで(この日だけじゃないけどicon10
グアバジュースと緑茶、冷凍タンカンまで用意していただき、
一同感激icon59

Tさん、本当にありがとうございましたface06




~集落歩き・当部(とうべ)編~

ここは島のほぼ中央にあり、島でも数少ない山村集落の一つ。

=東又(あがりまた)イジュン=



島では名水が湧き出ることで有名な東又(あがりまた)
イジュンで案内人のMさんと待ち合わせしました。




第二次世界大戦中に、駐屯していた鬼塚部隊によって
作られた水飲み場。




この岩の間から水が湧き出しているようです。
山に雨が降り、ここに到達するまで最低200年かかって
いるのでは?という某大学教授の説もあるようです。


=集落の守り神=



集落の守り神が祀られている場所まで徒歩で移動。






様々な植物についての説明を受けながら、魂は全ての
ものに宿ると信じられていたことから、これらの木々は
伐採されずに今に至っているということでした。

非常に見づらいですが、この通りは昔、集落のメイン
ストリートだったようです。
まるで日本昔話のような雰囲気が未だに漂っている
この空間では、精霊がでてきても不思議じゃないような
気がします。





かつてのメインストリートから少し上がったところに、集落の
守り神“ビンジルガナシ”が祀られています。

この先に日本一大きな実のなるドングリの木・オキナワウラジロガシ
がありますが、写真を撮り忘れてしまいましたicon10


=奄美のクロウサギ観察小屋=

とはいっても、生のクロウサギではなく、この周辺に現れる
クロウサギを撮影したビデオを見ながら、クロウサギの生態
について説明を受けます。(要予約・有料)

今回は私たちは小屋周辺でお話しを聞かせていただきました。




当部は絶滅危惧種の奄美のクロウサギがよく出没すると
言われていましたが、野ネコや野良犬によって徐々に
その数が少なくなっているようです。

動物には罪はなく、それを管理する人間の責任を改めて
強く感じさせられました。






近くにおススメの滝のスポットがあるとかで、次回またお願い
しますと約束して、Mさんとお別れしました。

ありがとうございました!






奄美から参加のお二人をホテルまで送る途中、見事な
までのオレンジ色の夕日が沈むところに遭遇icon97




そして闘牛のお散歩!icon206

今回の徳之島においてのテーマ、
“集落内の生活空間にこそ島本来のストーリーがある”

偶然ながらも、それを締めくくる光景に出会えました。


人に、自然に、歴史に感謝face06


  


Posted by トミヤムクン at 11:28Comments(4)

2014年10月15日

神なる存在

今回の台風はゆる~い速度で南西諸島を北上していきました。
おかげさまで台風本番まで連日、結構な強風が吹き荒れて
ました。

そして台風が本格的に上陸する前日から、きたきた・・・icon196

ま~、台風には慣れているつもりだったけど、今回の台風に
関しては2年前の悪夢がよみがえるくらいの強力な雨風で、
さすがに危機を感じた私は夜の10時過ぎに母を連れて、
姉宅へ避難しました。

2日間お世話になり、まだ停電も解除されてませんでしたが、
とりあえず電気が復旧したらすぐに家に戻れるように、まずは
片づけと家へ戻ると。。。

ゴミやトタン、木の葉や木の枝が庭中に散乱し、家の中に
入ると雨漏りの後だらけで、

“さ~て、どっから片付けっかね”

しばし思案にくれとりました( ̄^ ̄;)





木の葉がほとんど飛ばされたみかんの木。




防波堤を乗り越えて、砂が道路を覆っているところも。。。




風は相変わらず強かったけど、徐々に回復していく
天気。




電線に止まっているスズメも、久々の穏やかな天気に
心なしかのんびりしているように見えます。




アニメ系の顔をした蝶icon77
見開いた大きな目の模様が可愛い~icon102
とはいっても、この蝶もかなり弱っていたけど。。。





雲間からさわやかな秋の空がちらっと顔を覗かせます。

自然の絶対的な厳しさと穏やかな二つの側面を感じたとき、
私が感じるものは“神の存在”です。

とはいっても宗教的な意味の神ではなく、大いなる自然の
力ですね。

文明が発達するまで人の生活と自然信仰が、当り前に
結びついていたことを、こういう時まさに実感します。
まさに自然そのものが神だったんですね。


が、電気が復旧したとたんにテレビとパソコンに飛びついて
しまったワタシ。
文明からももはや離れられませんicon10


  


Posted by トミヤムクン at 15:55Comments(4)

2014年10月08日

徳之島のONE OF スーパーフード

今日、突然身内が1日入院することになりました。

病状は個人的な事なのでさておき、そんな身内の体質を改善するために
何が必要なのだろうかと、島内にある自然の食材をネットで調べていた
ところ、私が日々愛飲する徳之島の野生みかん・シークニンがこんな
ところに登場していました。


一般社団法人・日本スーパーフード協会

なな、なんとなんとicon59


一般にも浸透しているアサイーやマカのほか、今や超スーパーフード
と言われているキヌアと並んで、我が徳之島の至宝・シークニンが
一緒に羅列されているではないのicon59 きゃ~っicon59

調べるのに疲れてきたので、そろそろ眠ろうと思っていたところ、
思わぬ情報との出会いにテンションあがってブログアップですicon14

更に身内の症状の改善にもマッチするので、台風後にちょいと弱っている
我が家のシークニンをとりまくって、ヤツの体質改善に取り組もうと思って
います。

てか偶然かもしれんけど、台風19号の影響を見越してバケツ2杯分の
シークニンを収穫したばかりだったのよねん。
こんなあたしってよもやスーパーフードならぬ、スーパーウーマンicon66




こんな小さな実に、実にすごいパワーが秘められているとは。
効能の中に“二日酔い防止”てな項目もあったけど、以前のブログでこれは
証明済みねface02
とりあえずこれも素材の一つとして兄の体質改善に役立てようと思いますicon59

徳之島の宝が私の中でまた一つ増えましたicon97


ちなみにバックの空飛ぶタイヤ、半沢直樹と同じくらい、もしくはそれ
以上のドキドキ感と喪失感、そして感動と爽快感にあふれてました。
(いや~、、、とまらないのなんのって。泣けました;-;)


いよいよ徳之島にも読書の秋、やってきましたicon91




  


Posted by トミヤムクン at 02:04Comments(4)

2014年10月01日

秋の島暮らし(芸術編)

今年の初めに、京都より徳之島にIターンされたHさんご夫妻。

つい先日、旦那様の方に用事があってお電話したところ
不在中で、時間をおいてこんなメールが返ってきました。

「夜光貝磨きをしていて、電話気づきませんでした」

という文面とともに送られてきた写真ですicon207




Hさんと大きな夜光貝。
いい笑顔してますface02


Hさんの磨いた方の夜光貝ではないですが、磨いて
ワックスをかけた後の夜光貝はこんなカンジになります。

 ↓



真珠層が神秘の輝きを放ってます。


んで、さらにランプを差し込んでみると。。。

 ↓




秋の夜長にぴったりな幻想的な灯りがあたりを
優しく照らします。


都会と比べて何もない島。
だけど、Hさんが島の素材で楽しく過ごされている様子を
拝見して、地元民としてホッとしました。

何もない島っていうのは、逆に考えると自分で創作していく
楽しみもあるんだね。
ということを改めて感じました。

Hさん&奥様、今度一緒にぜひ島暮らしを語り合いましょう~icon59


and・・・


10月17日(金)から2泊3日で始まる徳之島移住体験ツアー
10月7日(金)が締め切りとなります。

まずは観光目的でも構いませんので、徳之島に興味のある人、
離島移住に興味のある方、徳之島でお会いしましょうicon59
  


Posted by トミヤムクン at 14:07Comments(6)