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2014年03月28日

徳之島・観光ガイド(じもティ~スポット編)

前日のガイドでは観光地巡りができなかったため、翌日ベタな観光地と
地元の人しかいかない海岸線等へご案内しました。




写真の黒畦(くろあぜ)と呼ばれる場所は、地元民が魚釣りなどで訪れる
場所です。

観光地ではないので観光客が訪れることはめったにないですが、ここは
私にとってヒーリングスポットの一つ。

Mさんにもこの場所を気に入ってもらったらしく、海散歩では珊瑚礁の周りに
群がる魚やちょっと変わった生き物観察など、のんびりとしたシマ時間を
楽しんでいただけたようですicon125


お客様のゆったりされている表情を見ると、こんなシマ時間を味わって
もらうためのシマ時間創作人が私の目指すところだったなぁと改めて
感じました。


徳之島でぜひ、シマ時間を過ごしにきませんか?icon125


~トミヤムの徳之島・観光ガイドはこちらまで~

  


Posted by トミヤムクン at 22:13Comments(4)徳之島(観光地)

2014年03月28日

徳之島・観光ガイド(ルーツを訪ねて編)

「祖母のお墓参りをしたいので、ガイドをお願いできますか?」

と、トミヤムHPを見た徳之島2世のお客様よりこんなメールをいただきました。

今回は急に思い立ったらしく、お母様も徳之島には幼少期の頃しかいなかった
為、急に連絡出来るご親戚の方が思い当らなかったそうです。

お話しをお伺いすると、この方のご先祖様が徳之島ではあまりにも有名な
犬田布一揆がおこる発端となった人物・新山為盛さんでした。

更に更に、おばあ様のお墓の所在地を調べてみると、その為盛氏の
お墓に一緒に納骨されていることがわかりました!face08

ということで、犬田布一揆とはどのような経緯で起こったのか、まずは
伊仙町の歴史民俗資料館へお邪魔しました。


~伊仙町・歴史民俗資料館~

 

まずは徳之島の自然や文化、生活史等を説明してもらった後、資料館の
館長に犬田布一揆のお話し等をお伺いすることができました。

そこから徳之島を中継地点としていた頃の中国との交易等の話や、東北
地方との食文化の違いに話しが飛躍したりと、
“へぇ~!”
と思う話しをたくさん聞かせていただき、お客さまも好奇心旺盛な方だった
ため、2時間もこの資料館で盛り上がってしまいましたface02


~阿山(あさん)集落のイジュン(湧水)~



かつて長寿世界一でギネスブックに認定され、120才で生涯を閉じた
泉重千代翁が飲んでいたとされるイジュンです。
健康に長生きできますようにface06とお祈り。
(※ちなみに水質検査をしていないため、飲料はできません)


~泉重千代翁の銅像~



急に曇ってきたため、大魔神のような写りになってしまいましたが、
銅像の重千代さんは見守るように微笑んでいますicon97


~為盛氏とおばあ様が眠るお墓のお参り~



為盛氏が発端となった犬田布一揆は、現在に生きる島民にとっても他人事では
ありません。
私も感謝の気持ちを込めてお参りさせていただきました。


~犬田布集落・“やどぅり”で昼食~



バナナの葉に昔ながらのシマの食材を使った郷土料理の数々が
敷き詰められています。
取皿も月桃の葉っぱと、エコな心づくしですicon122

が、ここでミラクルがicon59

食後のコーヒータイムで店主さんと徳之島に来られた経緯をお話し
すると、
“え?そしたら私たちと親戚になるハズよ~”
と、ここから一気に親戚の輪が広がり、30年前に徳之島に
初来島された際に、お世話になったというご親戚宅にお邪魔
することになりました。






感動の再会icon97

「せっかく徳之島に来たんだから、亡くなったおばあさんのご先祖のお墓参りも
していきなさい」

ということで、親族一同が眠るというお墓へもご一緒させていただきました。




行くと遺跡群と見まごうようなお墓でした。

しかし・・・なんという偶然。

今回の再会はきっとご先祖様が引き合わせてくれたんだろうなぁ~。

Mさんもご自身のルーツを再確認され、晴れ晴れとした表情で
徳之島を後にされました。

今回は私にとっても非常に意義のあるガイド体験となりました。

出会いに感謝face06



トミヤムの徳之島・観光ガイドはこちらまで~
  


Posted by トミヤムクン at 13:08Comments(6)徳之島(観光地)