隆起珊瑚の森・探検隊
先週、
NPO虹の会の総会の後、会員のみんなと一緒に隆起珊瑚の
森と鍾乳洞の探検に行ってきました
最初に連れて行ってもらったのは義名山という森で、ここは
徳之島の南部にあたり、隆起石灰岩の地質です。
私の住んでいる北部(地質が花崗岩)の山や森とは全く趣が違い、
さながらここはジャングルといった感じ
地質が違うというだけで、同じ島でもこんだけ違うのか~。
近年の開発によって徐々に面積が狭められているものの、
ここは昔から拝所(うがみんじょ)であったことから、ほとんど
人の手が加えられておらず、手つかずの自然が残っている
貴重なスポットでもあります。
~義名山(ぎなやま)の森~
倒れたヤシの木の実から甘い香りが漂ってきました。
キンモクセイのような芳醇な香りです。
ちょっと見づらいですが、可愛いサクラランの花。
すぽっと空いているこの洞穴は実は鍾乳洞。
奥は水神様を祀っている場所ということでしたが、
周辺の開発によって土砂が流れ込み、今はほと
んど人が訪れることがないようです。
(現代人としては考えさせらえます)
アコウの巨木。
枝には様々な植物が生い茂り、この森の主といった
風格を漂わせていました。
んで、お次は検福(けんぷく)の森にある鍾乳洞へ。
~検福の鍾乳洞~
大きな鍾乳洞の入り口にはシダが生い茂り、説明によると
このシダは隆起珊瑚の岩にしか生えないとのこと。
素人の私なんかじゃ普通のシダとの見分けがまったく
つきません。植物の世界は奥が深いなぁ~。。。
で、鍾乳洞に入ると・・・・・・・・・
神秘の世界が・・・・・・
そこかしこに・・・・
広がって・・・・
いました~
沖縄が日本に返還される前は観光客でにぎわっていたという
名残が、スポットライトやそこかしこの電線の跡にみられます。
外の高温と湿気、さらに体に付きまとってくる蚊との攻防戦でちと
ヘタレましたが、ひんやりとした鍾乳洞の中で生き返りました
今回は貴重な勉強をさせていただき、オボラダレンでした
あ、ちなみに慣れていない人は、ハブの心配があるので、
むやみに森の中には立ち入らないように
自然は偉大ですね